


バイオオートサンプラーBAS-Tは空気中を浮遊する微生物をシャーレ内の寒天培地に捕集し、コロニー数を測定します。
大吸引で長時間測定が可能なので、クリーンルームの測定が可能です。
また、計時変化の測定が可能です
項目 |
仕様 |
型式 |
BAS-T |
吸引口 |
スリット式 |
サンプリング流量 |
1CF/m |
サンプリング時間 |
2分、5分、10分、15分 |
断続モード |
3分、5分、10分、15分 |
電源 |
AC100V |
●特徴
クリーンルーム環境から一般エリアまで幅広く対応する大吸引サンプラーです。長時間(60分)測定が可能です。タイムチャートシートをシャーレにはれば経時変化の解析が可能です。モーターを交換しなくても回転数の変更ができます。マイコン搭載のタッチパネル方式なので、操作が簡単です。
●構造
●計測例
歯科治療室内で感染!?
左図は歯科治療室内の微粒子と微生物濃度を時系列で示したものです。
上のグラフが粒子濃度で下のグラフが微生物のコロニー数です このグラフを見ると切削が始まると粒子濃度が急激に高くなり、それにともない口腔内に存在するα、Β、γ溶血レンサ球菌が増えています。(ピンクのグラフ) これは患者が保菌者の場合、医師や他の患者に感染する恐れがあることを意味しています。 経時変化が計測できればこの様な解析ができます。
※東京歯科大学 衛生学講座 須山祐之先生 第14回 日本エアロゾル学会 シンポジュームより引用